NUUさんライブ「暮らしのごはん暮らしのうた 」

NUUさんのライブから一週間、今も余韻に浸っています。

洗濯物を干しながら”せんたくものは幸せの象徴だ”をうたい、
自転車をこぎながら”しあわせ”を口ずさみ、
”スープ食べよう”があたまから離れずスープを作る毎日。

NUUさんのうたは、生活のそこここにゆっくりと染み渡っていくようです。

ふと見上げた空のうつくしさ
面倒だけれどいとおしい毎日の生活のワンシーン
心の奥底にしまっていた本当の気持ち

NUUさんのうたと日常が重なるたびに、ライブの日のあたたかな空気を思い出して胸がいっぱいになります。

個人的なことではありますが、あのライブの直後、だいすきな人が帰らぬ人となった知らせが突然届きました。

おいしいスープを作ってみんなにふるまい、花のように笑うひと。

とてもかなしかったけれど、その知らせを聞いた後すぐに

”とにかくあたたかでおいしいものを、スープを作ろう”

気持ちを奮い立たせて台所に立てたのも、NUUさんのうたが身体のすみずみに栄養を行き渡らせていてくれたからだったように思います。

気持ちよく晴れていた月曜の朝。
ライブ前のリハーサルの時間。

お弁当を仕込む台所まで響いてきた笹子重治さんのギターの音色、NUUさんの伸びやかな声を聞いた瞬間に、こころが解放されていくのを感じていました。

生まれたての赤ちゃんも、とっとこ歩き回るこどもたちも来てくれました。

いろんな感情があふれ、涙が流れてきたり、大笑いしたり、手を叩いたり、からだが自然と揺れたり、みなさんそれぞれに、五感が開くような、全身で味わう感じるライブだったようです。

ライブのあとにはおなかぺこぺこ!
朝から作ったお弁当をみなさんに手渡すと、縁側でお弁当を食べながらおしゃべりするひと、おうちに持ち帰ってゆっくり食べたひと、みなさんいいお顔だったのが印象的でした。

今回ライブ開催のきっかけをくれたのは、いな暮らしにもよく来てくれる、同じ稲城市内に暮らすふじかしファミリー。

人から人へ、ご縁がつながって形になっていくこと、それを分かち合えることはなんてしあわせなことなのだろうと、しみじみと感じています。

NUUさん、笹子さん、来てくださった皆さん、そして一緒に空間とお弁当を作ってくれたスタッフのみんなに感謝!ありがとうございました。

最後にNUUさんのinstagramのコメントをシェアさせていただきます。

・・・・・・
東京稲城市
いな暮らし
ライブ!

おかげさまで様で満員御礼!
沢山のお客様に来て頂きとても嬉しかったです。
天気の良い日で暑いくらいでした。

初めて、純名里沙さんに書下ろさせて頂いた楽曲『かわいくてごめんね』をセルフカバーしました!この歌やっぱりなんかすごい歌だぞ。
喋るように歌えるようになりたいな。
精進します!

ライブ後にはいな暮らしさんの心がこもって、手の込んだお弁当。

親戚の集まりのような何とも言えない時間と空間だったと思います。

1.あかり
2.せんたくものは幸せの象徴だ
3.小春
4.食べてしまう
5.手のひらサイズの心臓
休憩
二部
1.素晴らしい日常
2.百姓といふ言葉
3.チャイニーズスープ(荒井由実さんのカバー)
4.かわいくてごめんね(純名里沙さんへ提供した楽曲、セルフカバー)
5.台所オーケストラ
6.スープ食べよう
アンコール
1.しあわせ

を歌わせて頂きました。

いな暮らしさんは日本の古い一軒家。
美味しいご飯を出されているお店なので、食べること、暮らしのことをテーマにした楽曲を中心に選びました。

はじめてのPAも、ほぼ笹子さんが音量や音質を調整してくださったので、とても聴きやすく歌えました。

いな暮らしさんと私をつなげてくれた友人達も聴きに来てくれて、本当に人と人がつなげてくださるご縁に恵まれて、こうしてライブをさせて頂くことができます。

そしてまた今日も初めて私の歌を聴いてくださる方々がいてくださって、昔から聴いてくださっている方も来てくださり、これは続けていてこその醍醐味だなぁ、と感じました。

今日も本当にありがとうございました!! またいな暮らしさんで歌わせていただける日を楽しみにしています!!! 来てくださった皆様、
いな暮らしのともみさん、もえさん、
今日スタッフで入ってくださっていたおかってさんの皆さん、
ギター笹子重治さん
撮影旦那さん
皆さん、本当にありがとうございました。

*NUUさんのホームページにアルバム“うまれてきたから” インタビューが掲載されています。こちらもぜひ読んでみてください。

- 更新日:2019年10月8日(火)

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