休みの最後の日を前に

3回のブログで終わりにするつもりでしたが、 また書きたい気持ちがむくむくと湧いて来たので、頭の中を出し切って、再開の日を迎えたいと思います。

一か月の休みを取る前は、正直少し心配でした。 また元のように出来なくなるのではないか。 世の中の状況が一か月先にはどうなっているか予想もつかず、
休み明けには、お店もできないようになっていたらどうしよう。等々。
正直ネガティブな感情もありました。

それが外向きの感情だとしたら、 自分の内向きの感情はなぜか揺るぎなく、「休もう」だったことは、はっきり覚えています。

明日が休みの最終日になりますが、
大掃除を仲間と共にし、
今日は一緒に店を営む萌と、
なんやかんや準備をしながら、
私の大きな役割り、ごはんのこれからの金額を決めました。

値上げという大きな決断をさせていただきましたが、
そうしてからは、じわじわと力がみなぎって来ているの感じています。

お金のことは、どちらかと言うと苦手。いつも消極的な値段しかつけられず、それに自信が持てない時期もありました。

休みの間、すごく考えていたわけではないので、悩みもしましたが、
再開日が目の前に迫り、正直に頂きたい数字が出てきました。

自分の内なる嘘偽りのない感情でした。
自分で決めた後は、さあやるぞーっと清々しくなってもいます。

作りたいメニューも決まりつつあり、
仕込みをするのが楽しみでもあります。

休んでみてわかったことが沢山あります。

休む前に、自分をセーブしていたことが何と多かったことか。

インスタグラムで自身の備忘録にと、行った場所や会った人、感じたことなどを投稿していたので、 見てくださった方もいらっしゃるかもしれません。

行きたい、会いたいと思った時には、感情の赴くままに行動していました。
結果すごく喜びが伴い、事もスムーズに運んだ気がします。

あちこち出かけて行ったかのようですが、実はその倍以上にゴロゴロダラダラもしていましたが笑。

長い休みは終わりますが、
いな暮らしでの私の役割りを続けながら、自分をセーブする蓋をするのはやめようと思います。

これからも会いたい人には会いに行く。
行きたい場所へは行ってみる。
(遠くはこの先の楽しみに)

そんなことが、今の私とこの先の私を作ってくれる。
そう思えたのが大きな収穫です。

ずっと店としてやりたかったことも、肩ひじ張らないやり方が見えてきました。

9月は私がごはんを作る日は、週3日に減らしますが、
その分一日一日をより丁寧にエネルギーを注げるでしょう。

私にも必要だった、手仕事にゆっくりと費やす一日を作るために、
10月までは柿渋を仕込んだり、本棚なDIYなどをやりながら、皆さんと出来るよりよい方向を探っていきます。

読んでくださり、ありがとうございました。

私にとって、こうしてブログに綴ることも、必要なことのようです。

また折を見て、書き留めていければと思います。

最後に、この休みをいただけたことに、感謝を込めて。

店主 鈴木ともみ

- 更新日:2020年09月2日(水)