ふたやすみ

2月も半分まできました。

今月いっぱいでいまのお店をしまうと伝えると、たくさんの人が来るようになりました。

正直一日の終わりにはふう・・・・と座り込んでしばらくいるような感じ。
いつも以上に動き、話し、こころもからだもフル回転のような日々だからだと思います。

ある程度は予想していたものの、やっぱり体験してみないとわからないもの。

お店を開けている間は、ひとりひとりとお話ししている間は、そのやりとりひとつひとつがありがたく、じわわんと広がるものがあります。

一方からだは、あぁこれは、がんばれて今月いっぱいだなという感じ。

お知らせがこのタイミングでよかったなと思っていたりも。

お店を開けながら、お話しするたびに、いろんな思いが、アイデアが、考えが、わたしのなかに浮かんでは消え、なんとなく余韻として残っていきます。

今後のこと、よく聞かれます。

決めてないのです。

白紙にしてみたいと思ったのでした。

いったん、まっさらでいこうと。

決めてしまうとまた、そこに向かっていくエネルギーも必要です。

今は、今の形のお店を日々開けていくので精一杯。

エネルギー全力投球、一日ごとに生まれ変わり。

そんなイメージです。

無理してやっているという感じではないのです。

ただ、ゴールを決めたから今走っていられるという感じ。

ここで過ごした日々はあまりにも濃く、振り返ってみても ”あっというまだった” という気持ちはなく、いやーよくやってきたな、やりきったなという思い。

よく来てくれている子に
「ちょっとひとやすみして、それから考えるわ」
と言ったんです。

返ってきたのは
「もえさんは、ふたやすみしてください」
という言葉。

それを聞いて笑ったんです。

あぁほんとそうだなと。

ふたやすみくらい必要だなと。

力が抜けました。

いい感じに。

カレンダーが予約リストで埋まっていくのを見ながら
乗り切れるかなぁとどきどきする自分もいます。

今、お店に一緒に立ってくれる仲間たちとともに
二月後半も走り抜けようと思います。

そのあとは大の字になって眠ろうと、今からそんなイメージもしています。

休んだらまた、浮かんでくると思うのです。

浮いて沈んで、休んで歩いて、どっちもやっぱり必要で。

すごろくで言うならば「一回やすみ」

どこに向かっていくかはまだわからないけれど

わからないまま過ごしてみる時間

必要だなぁって思います。


- 更新日:2025年02月13日(木)