暦の上では春。
旧暦の新年となり、空気もいくぶん緩んできましたね。
2019年の中頃から、自分自身に降りかかった変化の波がありました。
それは周りに合わせ、自分を誤魔化していくのか、いかないのか。
最終宣告のような出来事だったと振り返れば感じます。
結論をお伝えすると、自分の思ったまま感じたままに行くことの選択をし、
ご縁がある長野の佐久へ行ったり来たりの二拠点生活をすることに決めました。
昨年の夏から次女家族と移る先を探し始めたのですが、
なかなか決め手がなくどうしようと思った時、
25年前に電話ボックスに忘れた手帳を拾っていただき交流を続けていた、
織座農園の窪川典子さんのことが浮かび、久しぶりに訪ねてみました。
それからは点と点に線が引かれていくような感覚で、
行き来をしながらたくさんの話をし、色々な方々に出会ううちに、
佐久穂の標高千メートルの地に、 自分がこの先にいる姿や役割が描け、もう一つの場をつくっていくことになりました。
と言っても、今の私はもう計画立ててそれに無理に合わせようとしたり、こうあるべきという枠にはめることはしたくないので、
新しい点と線をゆっくり描き、織座農園の織りの糸の一本を持たせてもらい、
こちらの場とも結びながら、動いていきます。
有機農園を切り盛りする典子さんは、芯がしっかりありながら、お茶目で、実践あるのみの人。
すごく学びがあるし、2人で語り合えば語るほどに、
これからが楽しみでなりません。
典子さんは、この地域で世界一のオーガニック給食を実現するという、大きな夢を持ち、0歳から100歳の園をつくるという理念の『森のようちえん ちいろば』も誘致をし、動いているバイタリティ溢れる人。
この山の上の小さなコミュニティならば、共感し合える人たちがいるならば、実現可能な気がしてなりません。
6歳と4歳の孫たち家族もご縁があり、同じ佐久へ移り住みます。
山の暮らしを今までの街の暮らしと織り交ぜながら、
しっくりくる方向へ踏み出してみます。
稲城のいな暮らしは、長女の萌さんとスタッフに任せます。って信頼を込めて宣言したいと思います。
けれど、いつからとも決めていません。
少しずつ少しずつ、いつのまにかになっていたら、それが理想です。
私は店にいたりいなかったりすることが増えていくことになりますが、
新しい場、長野の 佐久でのことは直接お伝えしたり、綴っていったりしていきます。
何しろ織座農園こそが、私の元祖「たべよう・はなそう・つくろう」(※店のテーマ) の場だった気がするのですから。
見えないけれど点も線もちりばめられていて、
それを見るも見ないも、線をひくもひかないも自分次第なだけなんですね。
長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。
店主 鈴木ともみ