それぞれに

随分と久しぶりに綴ります。

店長萌さんの出産という、大きな出来事から一年。

店はどう続けていく?
育児休暇や預け先もなく、子連れ出勤は可能なのか?
など、懸念することが満載で、手探りでやってきた一年間。

先月末で一歳になったシホノの成長とともに振り返ると、
「やれば何とかなる。」
「心配ばかりしていても始まらない。」
そんな言葉で表せる今があります。

おかってさん(スタッフの呼び名)の皆にも、たくさん助けてもらい、
来てくださる方々にも温かく見守っていただきました。

そして、この一番の大きな変化は子どもの成長はもちろん、
この店があることによって知り合えたおかってさんの面々が、 それぞれに、自分の得意なことを自分らしく発揮し出していることです。

それは歌だったり、絵を描くこと、料理、お菓子つくり、 服やアクセサリーつくり、庭の手入れなど。

それらはすべて仕事としても活かせ、 お互いいい刺激や影響を及ぼし合い、 どんどんアイディアが浮かび、カタチになっているのです。

私もワクワクしてきて、本来の自分が出てきている感じ。
眠っていた何か(封印していたのかも)が呼び起こされて、 更に、やりたいことが出来ました。

それは今までのように皆んなでとか、一緒にではなく、 私がやりたいことは、私がやっていく。 そんな自分自身としての活動になりそうなのです。

折りしも、萌店長や今は離れて暮らしている次女も、 それぞれがやりたいことが生まれているようで、 それも応援し合いながら、楽しみにしたいところ。

私の個人活動は、呼び名を『あとさき』と決め、 ロゴの制作なども相談中です。

詳しくは10月16日に開催する、お話会でお伝えできそう。

ゲストで盛岡から来てくださる工房蟻.のいつかいちよし子さんとのコラボも、 そのしなやかで姉御的に頼れる人柄とも相まって 場を盛り上げてくれるでしょう。

生まれて2ヵ月から店に一緒に来てくれているシホノは、 つかまり立ちをし、階段もたくましく登っています。

その姿に励まされるし、 とびきりの笑顔や力強くうなずいてくれる瞬間に、 幸せを感じ一緒に大笑いしている自分がいます。

もっともっと楽しんでいいんだよ。
好きなように動いたらいいんだよと、
彼女からのメッセージのように受け止めています。

この秋からの個としての活動、綿密に計画立ててぬかりなく、、なんて出来ませんが、 今出来ることから始めていきますので、皆さんも一緒に楽しんでもらえたら何より嬉しいです。

10月16日のお話会を皮切りに、
10月20日 七梅さんハッピ作りワークショップ
10月23日 布に描こう(クローズのイベント)
10月30日 ももとせ市

はからずも、関連し合うイベントが続きます。

『あとさき』は、10月28日から 「はじめまして、あとさき展」として、どんな取り組みなのかをいな暮らし内で展示します。

私も心弾ませながら、この10月を軽やかに駆け抜けぬけたい気分です。

店主 鈴木ともみ

- 更新日:2022年10月10日(月)