より自分たちが大切にしたい方向へと舵を切って行きます

流れに身を任せながら、確固たる思いを握り締めてやってきた店ですが、 そろそろ方向転換が必要な時期と感じています。

店が船だとしたら、より自分たちに合った海流へと舵を切り、この航海が自分たちにとっても乗りにきてくださる方々にとっても、海の生き物たちや環境にとっても、より良きものになるよう、気持ち新たに漕ぎ出すイメージが浮かんでいます。

まずお出ししているヴィーガンご飯を ハレノヒ、ケノヒ、みんなで作って食べる日、誰かに作ってもらう日として、 展開していきます。

ハレノヒは、いわゆる特別な日のためで、例えば家族が集まれる時、友人との久しぶりの再会、大切な話をしたい時やゆったりとした時間を自分のために過ごしたい時など。

この場に来ていただいた皆さんの様子を感じて、受け止めた先にこの発想が生まれました。

ハレノヒごはんは、お膳でお出しする今まで通りの内容で、週に一度のご予約優先の日にします。

ケノヒは、日常の中の風景の一つとしての位置づけで作るごはんにします。

品数はぎゅっと絞り、その分価格は抑えて、お腹とお財布の様子と相談しながら ごはん、おやつ、飲み物をチョイスでしる内容で、ハレノヒ以外の週に3回の予約は無しでも気軽に来ていただけるようにします。

みんなでつくって食べる日には、 店主の私とおしゃべりしながら、ごはんをつくって食べましょう。

ヴィーガンへの思いや、野菜の扱い方や調味料、ちょっとしたコツなどを皆さんとやり取りしながら過ごします。

今まで定休日だった、日曜日や木曜日に不定期ですが月に一、二度開催していきます。

誰かにつくってもらうごはんは、 私たちにも必要で、とても楽しみなことなので、素敵なごはんをつくる仲間がもうすでにいるので、その時間を時には設けていきます。

今までも時々つくってもらっていた『まめカフェ』のまめちゃんごはんのように、これから活躍してくれる仲間に登場してもらいたいので、楽しみにしていてくださいね。

以上の四つの柱で日々のごはんは賄っていきます。

それに伴う、飲み物やおやつ、私たちが使っていいと思うものだけを扱う食品や雑貨、量り売りのものについては追々お知らせしていきます。

そうそう、店主ともみの取り組みの『あとさき』や店長萌さんの取り組む本屋『羅針盤BOOKS』については、それぞれからも思いをお伝えしていきますね。

2024..4.22 店主ともみ

- 更新日:2024年04月30日(火)