2025年2月
いな暮らしは一度閉じました。
10年以上続いた場所を一旦閉じることで、まっさらな気持ちで過ごす時間がありました。
数ヶ月後には、店を再び開けているわたしがいました。
共に歩んできたともさんは、全てやりきった気持ちで店の運営からは離れ
わたしはこのまま閉じてもいいし、また何らかの形で続けてもいいと任されていました。
たくさんの仲間に助けられて開けてきた場所にひとりで戻ってきて
ひとりでできる形でまずは、もう一度この場所を開いてみようと
コロナ禍に屋号を掲げて始めたちいさな本屋「羅針盤ブックス」を再開するような気持ちで
喫茶と本屋「羅針盤ブックス」として店に立ってみることにしました。


この写真は、6月のある日に、麻希さんが撮影してくれたもの。
一度閉じたはずの場所がまた開いているというのはどういうことなのか。
伝わりづらいところもあったと思います。
わたし自身もこの先この場所をどうしていきたいか、探りながら、考えながら開けていました。
空白の時間に3歳のこどもとのんびりブランコに揺れたり、梅の実を拾ったり、
スケジュールにとらわれることなくただた過ごす時間はとても平和でしあわせでした。
それもそれで好きでした。
でもなんとなく、動きながら考えてみようと思ったこと。
まだこの場所の可能性は探りがいがあるなぁと思ったこともあって、ひとりで使うには広すぎる築70年のお家を、一緒に使ってみたい方はいませんか、と呼びかけてみたのでした。
そうして来てくれたのが「こどもアトリエFUFUmuku!」のまみさんと「量り売りのお店 ひとびん」のつるちゃんでした。
今はこのふたりと空間をシェアしています。
ほかにも、月に一度カフェを開いてくれるひと、読書会を開いているひと、出張整体やカウンセリングルームとして使ってくれるひとなど、いろいろの出会いや再会、つづくつながりもあり。
これまでと同じ場所だけれど、でもやっぱり、明らかに空気も人の流れも変わりました。
このあたらしい感じ、久しぶりだなぁと思いながら過ごしていました。
いな暮らしとしては一旦幕を閉じ、新たな物語が始まっているのを感じていました。
すると、この場所の名前をずっと同じ「いな暮らし」と名乗っているのはちょっと違うなと思うようになりました。
そうしてあたらしい名前を考えていたところ、思いついてしっくりきたのが
「ムニノマ」です。
2026年から、この場所にあたらしい名前をつけて歩み始めました。
ムニノマ は 無二の間
無二とは
二つとして同じものがないこと
間とは
すきま、あいだ
空間、余白、タイミング
なにかとなにか
異なるものやことの間で
生まれるもの、交わされるもの
それらが立ち現れてくる
表現できる場が
ムニノマになっていく予感がしています。
このホームページも新しくしたいと思いながらそのまま、ブログもずっと更新できずにいましたが、少しずつ進んでいけたらと、あまり焦る気持ちもなく、日々過ごしています。
いな暮らし店主のともさんはわたしの母でもあり、共に店を営んできたものとして、今もしょっちゅう話しながら、これからムニノマはどうなっていくだろうと妄想をふくらませています。
そんなわたしたちがいな暮らしのこと、ムニノマのこと、気楽におしゃべりしたラジオをstand.fmで公開しました。
Moe’s good morning radio Vol.2 ゲスト:ともさん
https://stand.fm/episodes/696dfba6913d1362f7c0e9bc
ビールを飲み交わした後のテンションで、さくっと録音したもの。
ゆるーい空気感のなかで、今のわたしたちのことが少し伝わるかも・・・
よかったら聞いてみてください。
いな暮らし、改め、ムニノマ
どうぞよろしくお願いします。
みなさんの日常がそれぞれにしあわせでありますように。
店長 Moe

