9月からの再開に向けて

私(店主ともみ)が綴るブログも3回目となりました。
休み中に考え、お伝えしたい思いを、皆さんにお手紙を書いている気持ちで文章に向かっています。

再開の日や今後のことなどをお知らせします。

決めかねていたスタートの日ですが、
9月4日の金曜日からにしようと、ストンと降りてきました。
降りてきたなんて、大げさですが、この夏の一ヶ月はあっという間で、
準備の時間がもう少し必要なのもあります。
7月には「9月1日から再開しますね」とお伝えした方、ごめんなさい。
あとは、八王子のFIO(フィオ)から届く野菜の販売日に合わせたかったからです。

営業日はしばらくは、週に3日間といたします。
火・金・土は、今まで通りの食事やお飲み物、甘いものなどのご用意します。
できれば、ゆっくしていただきたいので、お食事は引き続き予約制とします。
私たちの体調を大事に判断しますので、お休みすることもあるかもしれません。
これは変わらず続けていこうと思います。

少しずつ進めていた、店内を整えるスピードを速めています。
なにしろ日中の暑さといったら、普通に動くのもしんどいくらいなので、
朝のうちの光の中、隅々まで見やすいうちに拭いたり磨いたりをしています。
やってもやっても気になる箇所がありますが、 朝の掃除からスタートするのは、気持ちがしゃんとします。
焦らずに、そのしゃんとした気持ちのまま、再開初日を迎えられるよう、もう少しお待ちくださいね。

ここでの食事の提供は、私が中心にやっています。
一食入魂とでも言いますか、気持ちを込めて作らせてもらうことをますます大切にしていきたいと、この夏に感じたことの一つです。
スタートを金曜日にしたのも、 FIOから無農薬の新鮮野菜が届くタイミングに合わせました。
採れたての野菜は生命力があり、料理する私の気持ちもより高まります。
その旬に合わせた献立を考えることもワクワクします。

それためには、自分自身のエネルギーもとても必要になり、 休息を充分に取りながら続けていくことが自分自身には大切と、休んでみたからこその大きな気づきもありました。

暑さも落ち着き、自分のエネルギーもうまく循環できるようになったなら、
タイミングを見て、もしかしたら増やしていけるかもしれませんが、
先のことはわからないし、その時の感覚を優先したいと思います。

そして新しい試みとしてあたためていた、手を使って必要なものを生み出す日を10月から始めます。
題して『手の時間』
縫い物や編みもの、染めものや描くことなど、 暮らしに直結していて、自分自身の表現の時間として、まる一日じっくり取り組める曜日をつくります。

私はいつもよりラフな食事を作り、時には参加した皆さんに手伝ってもらうのも、楽しいひと時になるかなと、想像を巡らせています。

いろいろな配慮も必要なので、ごく少人数での開催になりますが、 今まではワークショップと呼ばれていた学びの時間を、教えてもらうという一方通行ではなく、 お互いに学び合い、分かち合える時間になるよう、この場を週に一度は解放したいと思っていますので、 楽しみにしていてくださいね。
詳しいことが決まり次第、告知いたします。

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

まだ暑さが厳しいですが、 昨日は農家さんを訪ねて、この夏最後のブルーベリー狩りをしてきました。

前回摘ませてもらった実はジャムに加工して、 南武線稲城長沼駅前の高架下、ペアテラスさんに納品しました。
生のままが一番美味しいのですが、ジャムにしてもその瑞々しさが損なわれないよう、材料はシンプルに瓶詰めしました。
店でもブルーベリーのジャムを販売できるよう、たくさん摘んできたので、
営業再開ともに、お店に並べられそうです。

お会い出来る日まで、あともう少し。
庭の草木も整えて、外席も設けたいのですが、間に合うかどうか、、。
まだまだ汗をかきかき、体を冷やし過ぎないようにしながら、秋に備えていけるといいですね。

店主 鈴木ともみ

- 更新日:2020年08月29日(土)