common land

自分の気持ちをそのまま書くのは難しいけれど

とにかくPCに向かって、出るままに書き連ねてゆくうちに

会話の中のふとした瞬間にするすると流れ出す本音みたいなものがあって

出るまで待っていたものの

なかなか、一向に言葉となって表に出てこなかった。

このままじゃなぁと思いながら

考えてもわからない

どうしたらいいんんだろうの堂々巡り

なにかやりたい気持ちがふくらんで

前を向いて歩いているようでいて

もしかしてこの気持ちは

周りのひとからの言葉だったり期待や思いに後押しされて出てきたものなんじゃないか?

という疑問がなかなか抜けず

そこと、自分の本当の気持ちとがごっちゃになってわからなくなるもどかしさを抱えながら

なんとか見誤らないように、答えは出せないものかと

ゆるみきってしまったように見える脳で考えていた。

けれど日々はあっという間に過ぎていき、

三月のライブが終わった後には家族全員気が抜けたのかダウンして

一週間ほどまるで使い物にならず

焦っているわけではないけれど

もやもやとしている自分はずっとそばにいたように思う。

なんらかの形でお店をやりたいと思っているような気がする自分と

予定が決まっていない毎日を、時間に追われずに過ごせる朝を味わいながら

凪のような時間の流れがあまりにも楽で、心地よく

こういう時間をずっと求めていたんだろうなと思う自分もいる。

きっとどっちも本当で、なにが間違いとかないのだけれど

決めることで動き出す流れというのもあることはわかっていたから

三月がもう終わりに近づいていることに

むむむ、と思う自分がいた。

これまでお店を通してシェアしていたおいしいコーヒーも、お米やお野菜も

自分だけで、自分の周りだけではなんとなく持て余すというか、

こんなにいいものを知っているなら届けたいよな、紹介したいような気持ちも

場を閉じてみると確かにあって

それならばやはり、店なのか?
でも、そうではない気がする・・・

そんなぐるぐる思考の中にいたような気もする。

今の私にとって、定期的に、同じリズムで、決まった日時に店という形で場を開け続けるのはやっぱり難しいように感じる。

自分の性格もあるし、3歳の子との日々を大切にしたい今もあるし。

それでいてあの場所は、大好きだけれど私にとっては広すぎて、

ひとりではとても使い切れない、行き届かないくらいの空間で

だれかと共に開いていく場なんだろうと、それはずっと思っている。

このまま潔く閉じる方がスッキリするのかと、何度もそれも考えた。

でも、踏み止まる私がいる。

なにかこう、ちがう形で、あの場所を大切に思ってくれている人たちと

使っていけないだろうかと。

あの広さがあるから、靴を脱いで過ごすお家だから、お庭があるから、二階建てだから、できたことがたくさんあって、あの場の可能性は無限大というか、あらゆるものを受け入れ表現させてくれた空間だった。

ここに書き連ねてみようと一瞬思ったけれど、あまりにも多岐にわたっていて書けない。

それに、これからのあの場の使い方は、これまでに倣う必要は全くなく、より自由な発想でいたい。

ある朝あたまのなかに浮かんできた言葉
”共有地”
英語では “common land”

あらゆる意味を内包するような
それでいてどうとでもとれるような
どう在ってもいい場があるといい。

自分ひとりではできなくとも
それでいいんだって思える場所。

言葉にすることはいくらでもできるといえばできるけれど、

言葉にしきれないものもたっぷり含ませたままでいたい。

音楽や映画、本やおいしいもの、あらゆるものを分かち合う場であり

思いや言葉を交わしあう場でもあり

ただただぼんやりと時間を過ごしたり

しばしからだを横たえて休める場であり

その時々で揺れ動きながら変化していく場所

それは生きている毎日そのものの延長線上にあるといい。

特別でなくていい。

揺れるのが当たり前として、受け止めあって、個々でいられる場所。

”共有地” という言葉の前に

”○○の共有地” としてみようかとも思ったけれど
そこにいろんな言葉を入れようとすればするほど
なんかちがうな、という感覚。

”○○”
この余白に入るものはいかようにも。

あの場を ”共有地” として一緒に使ってみたいひとがいたらいいなと。

共に、有る、地=場所


何をしたいか、どんなふうに使いたいか、決まっていなくてもいい。

それはこれから考えるとして

あの家で時々過ごしたいな、なんかできたらなって思っているひとと

一緒に使ってみる試みを始めてみようかな、という気持ちでいます。

気になる人は、DMやメールをくれたらうれしいです。
今考えていること、伝えます。
inagurashi@gmail.com

4月初旬に、これからのこの場の在り方を話す場を開く予定です。
詳細はまた後日に。

いな暮らし 店長 萌より

- 更新日:2025年03月23日(日)

閉店のお知らせ

いな暮らしはカフェとしての営業を
2月28日に終了しました。

しばしお休みをいただき
また何かが動き出す時には
お知らせします。

まずは3月8日(土)13時半〜 NUUさんのライブを開催します。
NUU Live「暮らしのごはん・暮らしのうた その4 〜ありがとう いな暮らし〜」

開場 13:00 / 開演 13:30

【出演】
NUU (歌) @nuu_singer
オオニシユウスケ(ギター) @samuraiguitar0911

【チケット】
大人 4,000円 (+1ドリンクオーダー)
小・中学生 1,000円
(お子さん2人目より半額)
未就学児 無料

*当日、現金にてお支払いをお願いいたします。

【ご予約】
@inagurashi
@nuu_singer
Instagram DM

または
📩 inagurashi@gmail.com

・ ・ ・ ・ ・

たくさんの方に支えられ
走り続けた足掛け12年間でした。
感謝の気持ちでいっぱいです。

また新たな気持ちでお会いできることを
すぐそこまで来ている春とてもに
ゆっくりたのしみに待ちたいと思います。

店主 鈴木ともみ

- 更新日:2025年03月4日(火)

まっさら

三月一日の朝、気持ちよく晴れていて、いつも土曜日の朝の仕込み時間に聞いていたピーター・バラカンさんのラジオ「Weekend Sunshine」を聞いています。

昨日までのお祭りのような日々、無事に乗り切れたのはここで出会えたみんなのおかげさま。

いつもの倍以上のお野菜を仕入れ、30人前のごはんを仕込み、野菜もお米もまたたくまに消えていく日々でした。

お店をしまうと決め、お知らせしてから、混むだろうなぁと思ってはいたものの、予想を上回る予約の数、メッセージ、お手紙、両手にとても抱えきれないほどのギフトをたくさんいただきました。

それは目に見えるものだけでなく、心からの言葉、ここでの思い出話など、ひとりひとりそれぞれの形で惜しみなく注いでくれたものでした。

こんなにも想いを寄せてくださっていたこと、この場所をわたしたちと同じように大切に思ってくれていたこと、一ヶ月の内にわたしのからだの容量を優に超えるほどたっぷり感じて、あふれて、そのエネルギーで乗り切れた毎日でした。

言葉では言い尽くせないのですが、この場所で、いな暮らしという場を開けてきたことで受け取ってきたものが本当にたくさんあったのだなぁと、しみじみと感じています。

これまでこの場所に来てくださったみなさんひとりひとりに感謝です。
ともにお店を支えてきてくれたみんなにも。

これからどうしていくのか、なにも決まっていませんが、きっとまたなんらか動き出すのだろうと、それだけはわかっています。

止まっているものはなく、生きている限り常に動いているもの。

どんな形で表現していくか、どんなふうに立ち現れてくるのか、わからないこの感じを楽しんでみようと思っています。

ルールがほとんどない、それぞれの在り方やり方がそのままに表現されて成り立っていくライブ感ある台所、毎回楽しく大好きでした。

個性豊かなメンバーと過ごせた時間は宝物。

また一緒に台所に立つこともあるかもしれません。

まずはひとやすみして、嵐が去った後のような場を少しずつ整えて、次に向かっていこうと。

すっきりとした気持ちの朝です。

またどこかでお会いしましょう。

そう、まずは来週!
締めくくりのライブがあるのです。ぜひいらしてください。
暮らしのなかから生まれるうたをうたう、NUUさんが来てくれます。

NUUさんの言葉をそのままここにお借りします。

・ ・ ・ ・ ・

何回もライブさせて頂いた「いな暮らし」さんが二月で一旦お店を閉じられることになりました。

「古い一軒家でご飯屋さんをされていた」と書こうと思ったけれど、きっといな暮らしさんはご飯屋さんだけでなく、本屋さんだし、雑貨屋さんだし、カフェだし、憩いの場だし、赤ちゃん連れて行ける美味しいご飯がのんびり食べられる場所だし、一人で行ってものんびりできるところだし、人と人がつながり、自分と自分がつながる場でもあったのではないかと、思ってる。

そして、このいな暮らしさんに触れるたび、そこを大切に動かしていく方々の人柄の大事さを感じていました。

沢山の方々にとっての大切な場所で歌わせていただきます。

いな暮らしさんでの「時間」を頂けたことに感謝しています。

是非聴きにいらしてください。

「暮らしのごはん・暮らしのうた その4
〜ありがとう いな暮らし〜」

2025.3.8(土)  
開場 13:00  /  開演 13:30

NUU (歌) + オオニシユウスケ(ギター)

大人 4,000円(+1ドリンクオーダー)
小・中学生 1,000円(お子さん2人目より半額)
未就学児 無料

■ いな暮らし
東京都稲城市押立1744-46 JR南武線 矢野口駅より徒歩8分

ご予約受付中◎
@inagurashi
@nuu_singer
Instagram DMにて。
または inagurashi@gmail.com まで。

- 更新日:2025年03月1日(土)

NUU LIVE 「暮らしのごはん・暮らしのうた その4 〜ありがとう いな暮らし〜」

この場の締めくくりとして、3月8日にNUUさんが歌いに来てくださいます。 @nuu_singer

「暮らしのごはん・暮らしのうた その4
〜ありがとう いな暮らし〜」

2025.3.8(土)  
開場 13:00  /  開演 13:30

NUU (歌) + オオニシユウスケ(ギター)

大人 4,000円(+1ドリンクオーダー)
小・中学生 1,000円(お子さん2人目より半額)
未就学児 無料

■ いな暮らし
東京都稲城市押立1744-46 JR南武線 矢野口駅より徒歩8分

ご予約受付中◎

NUUさん自己紹介(HPより)

詩を書き、曲を産み、唄う人。
NUUとは本名のイニシャル“N”と
自分以外の人や物すべてのあなた“YOU”を“U”に置き換えて、
私とあなたがいて初めて唄を歌えるNUU(ぬう)になれるという意味。

- 更新日:2025年02月28日(金)

いつものラジオを聴きながら

もう夜だけど、珈琲北口さんの春ブレンドをゆっくり淹れて、クッキーをかじりつつ今日一日を振り返る。

思いがけず子の寝かしつけに苦戦。
なんとなく、明日に向けてそわそわしているわたしの気持ちが反映されたのかなぁなんて思う。

明日でおしまいって感じじゃないから、ずっとお店で一緒に過ごしてきた3歳さんには店じまいのことを話していない。

話そうかなとも思ったけれど、わたしのなかでは明日はひとつの通過点、区切りに過ぎなくて、終わっちゃうから悲しいとか寂しいとか、そんな感情はなんもない。

だから、あえて言わなくてもいいのかなと思ったりして。

今日はとにかく短時間集中の前日準備。

いつもだったら当日朝いちから仕込みをするのだけれど、普段の倍以上のお客さんが来るもんだから仕方ない。

幼稚園に子を送った後、いつも立ち寄るお野菜の直売所を覗くと、元気な玉ねぎ、青梗菜、ねぎを見つけて買うことにする。

顔なじみになったおばちゃんと一言二言交わすだけでうれしくなる。

珈琲屋さんに寄り道したい気持ちをぐっと抑えて、自転車を店まで飛ばす。

大量のお芋を洗って蒸して、三年番茶を大きなやかんで2回沸かして、トマトソースをフライパンいっぱいに煮詰め、大豆を浸水、野草コーラを仕込み、カトラリーやお皿を片付け、洗った布巾をゆすいで干す。

やることはいくつもある。全部やろうとしたらきりがないし、子のお迎え時間までというリミットもある。

あえて TO DO LIST は作らず、あたまに思い描けるやっておけることの中で、思いつく順に手を動かしてゆく。

ひとりで台所に立つ間、いつもラジオをつけている。

学生の頃から聞いているJwaveは、別所さんやクリス智子さんの声に励まされる。

みれいさんと福ちゃんのラジオ「声のメルマガ」も
大和田慧さん安達茉莉子さんの「もちよりラジオ」も
聞いているとひとりじゃないなと思えて安心する。

京都から届いたお花を花瓶に入れて、陽の当たる窓辺に置いてみる。
下から、上から眺めてはうっとりする。

あっというまにお迎え時間。

やれることはやった、はず。

あとは明日の私とみんなに頼ろう。

お迎えの後は、永遠にも思える公園あそびを眺めつつ、背中に西陽をあてながらぼおっとする。
こういう時間があることで休まっている。

休むのが少々下手な私は、こどもとの時間が生活に入ってきたことで、仕方なしに、降参して休むことをたびたび余儀なくされることできっと、守られてるものがあるんだろうなと思う。

夕方、いつも豆を買いに行くコーヒースタンド「ざるやのとなり」さんへ。

ひとりしずかに過ごす二人のお客さんがいる。

わたしもここぞとばかりにコーヒーとプリンを注文して、ずっと読みたかった本を開く。
『海辺のストーブ』じんわりよかったなぁ。続きは今度また来た時に。
ずっと読みたかった夏葉社さんの島田潤一郎さんが書いた本『古くてあたらしい仕事』を買って帰る。

去年の六月、岩手の紫波町に行った時に参加した「本と商店街」で少しお話しした島田さん、気さくなお人柄にすっかりファンになってしまったんだよな。

コーヒー豆を「mons mare」缶に入れてもらい、店主のあゆみさんに ”いってらっしゃい” と見送ってもらう。

明日は暖かくなりそうだから、炭酸水を買い足しておく。

手書きの売り上げノートに今週の記録を書きつける。

今日の仕事はこれにて完。

と言いたいところだけれど、寝る前に塩麹を仕込んでようやっとこうしてブログを書いている。

書かなくてもいいのだけれど、書いておきたくなった時には書いておこうと思うのだ。

さて、そろそろ寝ないとな。

明日が待ってる。

みんなが待ってる。

- 更新日:2025年02月27日(木)

風が強く吹く日には


昨日は定休日、家族でドライブという名の買い出しへ。

カートに乗りきらないほどの野菜、10キロのお米

こんなに山盛りの野菜、いったい誰が料理するのだろう?
車のバックシートに詰め込みながら思うのでした。

そのくらいの量、もう笑ってしまうほどの。

毎日予約の連絡が絶えません。

とにかくひとつずつ、送られてくるメールとDMをに返信をしながら
席が足りるかパズルのようにその日その日のシュミレーション。

縁側で待っていてもらうことになるのか、どこかに席を増やせないか
などなど考えながらどうにかこうにか
「来たい」と思ってくれる人たちがみんな来られるように調整する毎日です。

完全予約制の店ではないので、予約をせずにふらりと来る方もいて。
その人たちもなるべくなら受け入れたいと思うのです。

その余白も少しは残しつつ、そのぶんも多めに仕込みをして。

それでも予想以上に、自分たちの最大限の準備を超えてしまうこともあり、
お断りをせざるをえない日もあります。
その瞬間はいつも心苦しく、ごめんなさいの気持ちでいっぱい。

住宅街でぽつんとお店を開く私たちのところまで、わざわざ来てくださったのになぁと。

今日も早朝に目が覚めてしまって、
かといって暗いうちからお店に行って準備をするにはからだがまだ起きていなくて。

音楽を聴いたりしながら温かいココアを飲んだりして過ごします。
夜明けを待ちながら。

昨日の夕方からものすごい風。

いろいろのものが一掃された朝の景色になるのかな、なんて思いながら起きました。

強い風が吹く日に思い出す映画は『Holiday

”Don’t blow amay.”
飛ばされないようにね!

風の強い日、印象的な出会いのシーンで出てくるセリフなのです。

大好きな映画、繰り返し観る映画はそんなに多くない方ですが
Holiday』はそのひとつ。

お互いの家を交換して暮らす休暇中に巻き起こる出来事がなんとも温かく、
観るたびにしあわせな気持ちになる作品なのです。

当たり前にいつも見ていた景色、ずっと暮らしてきた場所を離れると
出会う人も、一日の過ごし方も変わり、
あたらしい自分の一面に出会ったり、忘れていた感覚を思い出したり。

自分そのものが変わることはないけれど、
どこにいてもわたしはわたしなのだけど、
まだ知らない自分がいる。

そんな自分にも出会ってみたい。

そう思うことがあります。

今月いっぱいでお店をしまおうと決めた時、背中がふっと軽くなった自分がいました。

楽しく、充実感を持ってやってきたことだけれど
10年以上も続ければ、いろいろなことがあるわけで。

自分のからだもどんどん変わり、取り巻く環境、自分の心境もめくるめく変化をたどっています。

”いな暮らしのもえさん”

長くやってきたなぁと思っていて、
そろそろ卒業するのかなと。

ひとつ、その型を外したら、そんな景色が見えてくるのか。

それが今から楽しみなのです。

「いな暮らし」があってもなくても大丈夫。

そこでの出会いや過ごしてきた時間はずっとそれぞれの内にあり、
からだの一部になっていたりする。

そう思うと ”どう” なってもいいんだなぁと思うのです。

今日もどんな日になるか。

そろそろ支度を始めます。

これはいつかのわたし。

あやちゃんのおばさまがお仕立てした服を身に纏ってみた時。

足元はokkoyokkoさんとの出会いから、イランのおばあちゃんの手編み靴下。

- 更新日:2025年02月18日(火)

2月いっぱいでCLOSEします

いろいろのタイミングが重なって、変化のときがきたようです。
2月いっぱいでお店をしまいます。

今後の予定は未定ですが、ひと休みしてまた動き出すことになるんだろうなと思っています。

詳しくはブログにて。
「ここからまた」
お知らせをしてからというもの、日に日にご予約のお問い合わせが増え、ありがたいのですが、ランチが早めに完売してしまったり、満席で止むを得ずお断りをしてしまうこともあり、心苦しいながらも精一杯の日々です。

2月15日(土)・2月19日(水)ご予約の皆さんで満席となりました。

火・水・金・土 営業日 11時〜15時OPEN

加えて、2月20日(木) 喫茶の日
11時〜14時半 OPENします。

いな暮らしの台所で長く時間を共にしてくれた「カーカマンマ」ちっち @cacamamma3 &お菓子担当ともちゃんの二人が担当です。

いつものメニューとはまたちがう、喫茶ならではのfoodをお楽しみに。

この日、2階のお手当部屋にエサレン®︎マッサージ プラクティショナーの柴崎久美子さんが @chiron.bodywork

久しぶりにご一緒します。

残り少ない営業日ではありますが、ご来店の際にはご予約がオススメでです。

ただいまお電話つながりません。

instagramのDM
メール inagurashi@gmail.com

OKです。

どうしても、混み合うことが多くなってしまうこの頃ですが、よきタイミングで、お待ちしています。

- 更新日:2025年02月15日(土)

ふたやすみ

2月も半分まできました。

今月いっぱいでいまのお店をしまうと伝えると、たくさんの人が来るようになりました。

正直一日の終わりにはふう・・・・と座り込んでしばらくいるような感じ。
いつも以上に動き、話し、こころもからだもフル回転のような日々だからだと思います。

ある程度は予想していたものの、やっぱり体験してみないとわからないもの。

お店を開けている間は、ひとりひとりとお話ししている間は、そのやりとりひとつひとつがありがたく、じわわんと広がるものがあります。

一方からだは、あぁこれは、がんばれて今月いっぱいだなという感じ。

お知らせがこのタイミングでよかったなと思っていたりも。

お店を開けながら、お話しするたびに、いろんな思いが、アイデアが、考えが、わたしのなかに浮かんでは消え、なんとなく余韻として残っていきます。

今後のこと、よく聞かれます。

決めてないのです。

白紙にしてみたいと思ったのでした。

いったん、まっさらでいこうと。

決めてしまうとまた、そこに向かっていくエネルギーも必要です。

今は、今の形のお店を日々開けていくので精一杯。

エネルギー全力投球、一日ごとに生まれ変わり。

そんなイメージです。

無理してやっているという感じではないのです。

ただ、ゴールを決めたから今走っていられるという感じ。

ここで過ごした日々はあまりにも濃く、振り返ってみても ”あっというまだった” という気持ちはなく、いやーよくやってきたな、やりきったなという思い。

よく来てくれている子に
「ちょっとひとやすみして、それから考えるわ」
と言ったんです。

返ってきたのは
「もえさんは、ふたやすみしてください」
という言葉。

それを聞いて笑ったんです。

あぁほんとそうだなと。

ふたやすみくらい必要だなと。

力が抜けました。

いい感じに。

カレンダーが予約リストで埋まっていくのを見ながら
乗り切れるかなぁとどきどきする自分もいます。

今、お店に一緒に立ってくれる仲間たちとともに
二月後半も走り抜けようと思います。

そのあとは大の字になって眠ろうと、今からそんなイメージもしています。

休んだらまた、浮かんでくると思うのです。

浮いて沈んで、休んで歩いて、どっちもやっぱり必要で。

すごろくで言うならば「一回やすみ」

どこに向かっていくかはまだわからないけれど

わからないまま過ごしてみる時間

必要だなぁって思います。


- 更新日:2025年02月13日(木)

Mountain Bike Journey 2024 報告会

昨夏、四国を自転車で巡る旅を経験してきた中学生 Ryota&Kanta によるお話会を開催します!

「今回の報告会を聞いて、少しでもマウンテンバイクジャーニーに感心を持っていただければと思います。ぜひ、報告会にお越しください!」

そもそものきっかけは、こどもたちを率いて自転車旅を主宰しているまさやんこと、西川昌徳さんとの出会い @earthride.jp

冒険家であり、国内外で ”free coffee” で人と繋がる「西川自由珈琲店」店主でもあり、ひとくくりには語れない彼のお話会「旅が連れてくるもの」を開催したのが2024年6月。

まさやんと旅をともにした二人が、ここで報告会をしたいと話しに来てくれたのでした。

どんな時間に、どんな場にしたいか、一緒に考えました。

ふたりは、四国の旅で出会った、お世話になったひとたちを紹介したいと。

彼らの紹介で知った「中里自然農園」さんのお野菜でごはんを作ります @nakazato_naturefarm

まさやん焙煎のコーヒーは、彼らがその場で淹れます。(今頃きっと練習しているはず!)

わたし自身が一番、二人の内からにじみ出てくる言葉や表現を楽しみにしています。

10年以上この場を開いてきて、中学生との企画は初めてです。

ぜひ、この時間をともにしましょう!

ご予約はDMまたは inagurashi@gmail.com まで。

・ ・ ・ ・ ・

2月16日(日)
Mountain Bike Journey 2024 報告会

10:30 OPEN
11:00 報告会スタート
12:00 中里自然農園ランチ
13:00 コーヒー飲みつつ輪になって話そうタイム

*コーヒー以外のお飲みもののご用意もあります。

*ランチ&ドリンク付き 2200円

*中学生以下無料!ランチご希望の場合は別途オーダー可

・ ・ ・ ・ ・

最後に、まさやんお話会「旅がつれてくるもの」開催時に綴った文章をここにもシェアします。

・ ・ ・ ・ ・

旅というものは、どこか遠くに行くようなおおげさなものではなく、生きていく日々のなかで何度となく繰り返す

「いってきます」「いってらっしゃい」

「ただいま」「おかえり」

の積み重ねであって

その端々で出会ってきたひとりひとりの存在が、今の自分を構成する細胞のひとつひとつに共鳴して生きていくエネルギーになっているんだろうな、と思います。

世界各地を自転車で巡る旅を経て、生きていく上で大切なのはひととひととのつながりだと実感し、始めた”フリーコーヒー”の活動、こどもたちとともに日本各地を自転車で巡る冒険を重ねている”まさやん”こと西川昌徳さんをお招きし、共に話す場をつくります。

どんなことがあろうとも、自分の足で漕ぎ進めていくことで出会えるひとがいる。

コーヒーを手渡すことで生まれるかけがえのない瞬間がある。

生きていればいろんなことがあって、迷うことも、立ち止まることも、もうだめだと思うようなこともあるけれど、だれにも、いつでも、今ここから始めらることがあるというのは、希望でもあります。

ゆっくりと言葉を交わし合うことで、見えてくるあたらしい景色もあります。

話しても、話さなくても、その場にいるだけで浸透していくものも。

一杯のコーヒー、おいしいものをつまみながら、ゆったりと過ごせる場でお待ちしています。

・ ・ ・ ・ ・

- 更新日:2025年02月10日(月)

おむすびひろばでるんたった 〜パントマイムと絵本の時間〜

毎回大笑い!大盛り上がり!
おむすびひろばのふたりによる言葉、うれしかったのでそのままお知らせとして載せます。


【2/15(土)】最終回だよ!おむすびひろばでるんたった 〜パントマイムと絵本の時間〜

2022年より開催している、いな暮らし(東京都稲城市) @inagurashi での「おむすびひろばでるんたった」。

いな暮らしさんが2月で閉店することとなり、今回で最終回となります。

コロナ禍で長女を出産し、初めての子育ては24時間手一杯。どこに行くにも怖くて、常に肩身の狭さを感じていました。
そんな経験から、自分たちのためでもあり、同じように子育てをする方にとって居心地の良い場所作りをしたいという想いからスタートした企画です。

それを実現するのはどこでも良かったわけではなく、いな暮らしさんだからできたこと。

昔からその土地に生えているような、控えめだけど貫禄のあるお家に、子どもたちを安心して解放できるお庭。そこで待っててくれる、店主のともさんともえさん、しーちゃん。スタッフなのか常連なのか、なかなか紐解けないおかってさんたち。
「ここならできる」という大きな安心感があったから、想いを実行できたのだと思います。

今回の参加が、最初で最後になる方ももちろん大歓迎!
ずっと成長を見せに来てくれていた子どもたちにも、ぜひ会いたいです。

絵本にパントマイム、わらべうたに手遊び。おむすびひろばに集まれ〜!

○日時:2025年2月15日(土)10:00〜10:45頃

○参加費 (お土産クッキー付き)
1,000円
お土産不要のお子様は500円
 
○お申込み・お問い合わせ
いな暮らしさん @inagurashi へお願いいたします。

*大人だけの参加ももちろんどうぞ!
*11:00〜は通常営業になります。ご希望の方はそのままランチもぜひお楽しみください◎

- 更新日:2025年02月5日(水)